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LIFE's PLUG-IN

アレとかコレとかソレとかもろもろ語っちゃってます!

オリバーツイスト

久々に映画です
今回はオリバーツイストです。前々から気になっていた映画だったのですが、ちょっと重めかなあと思って後回しにしていたのをやっと見ました 見てみると思ったほど重くはなかったですね!ただ話の大方がスリ集団の部分だったし、主人公のオリバーの生活の経緯を見ていると軽いというわけではないですよね。

この映画では、久々に役者に目がいきました
といっても少年なんですがこの主人公の少年オリバーにしろ、窃盗団の中でも一番のドジャーにしろ、とにかく可愛い将来こんな顔になるんじゃないかとドキドキしながら見ました。久々に視覚的満足(笑)個人的にはドジャーの方が好きです。演技の仕方もこなれた感じがして「なかなかやるなあ!」なんて思いながら見ていました。

ストーリー的には、冒頭から中盤まで、とにかく悔しい気持ちでいっぱいになりました。本人は悪くないのに、周囲のチカラでどんどんと悪い方向にいってしまうという…しかも周囲は自分を信じてくれない。これは本当に悲しいことですよね 誰か信じて!分かってあげて!という気分でハラハラしてしまいました。
結果的には上流階級っぽいオジサマに引き取られて十分すぎる暮らしができるようになるんだけれど、それまでの経緯がなんともいえない…。一番悔しい気分になったのは、世話になったオジサマの家に窃盗団の連中と一緒に忍び込まなくてはならなくなったところと、オジサマが信用してお金を持たせてくれたのに窃盗団の連中に見つかって結果的に裏切る形になってしまったところです。もしこれでオジサマが落胆していたとしたら、本当に悔しかったと思うでもそれを信じてくれたから、本当に良かったなあと思いました

一応「感動作」ということになっているみたいなんだけど、今回はそれほど感動はしなかったかな?
どちらかというとはらはらしていたので、じーんとくるというのが無かったです。ただ、最後の最後に窃盗団のボス(これは実はちょっと良い人だったりするんだなあ)が絞首刑になることをほのめかしているシーンだけは、何だか心にチクッとくるものがありました。

それにしても…
貧富の差って本当に嫌ですね!
格差という言葉で、最近では日本でもこの「差」というものが問題視されているけれど、何世紀か前までは本当にひどかったんだなあと思いました。これは恐らく現代でも同じことなんだろうけど、一方で「おかゆ一杯だけしか食べれない」ということがありながらも、一方では「とっても豪華な食事にアルコール」ということをしている。
そうそう!
以前「見たい映画」で書いたマリーアントワネットもそうですね!有名な言葉なのだか分からないけれど、
「パンがないならケーキを食べれば良い」
とか…確かそんな言葉があったんですよね?
それを少しでも分けることができれば満たされる人がいるというのに、そういう考えは全く無いんですね本当に悲しい世の中だなあ
そういえば政府広告機構のCMを良く見かけますけど、あれでも貧富の差じゃないけど、そんな雰囲気が醸し出されていますよね。無関心が引き起こす悲劇みたいな…。

脱線したけど、オリバーツイストは久々にイギリス的な雰囲気が感じられて良かったです

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