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アレとかコレとかソレとかもろもろ語っちゃってます!
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現在「Gyao」でやっています!
「クルーシブル」という映画で、17世紀末に実際に起こった魔女狩りを描いた作品。ウィノナ・ライダーが主演のようですが、これまた小悪魔っぷりがすごいです
ストーリー
住み込みのメイドとして働く少女・アビゲイルは、主人ジョンとの情事に身を任せる。その関係を知ったジョンの妻・エリザベスは、二人を引き離すべくアビゲイルを解雇。だが、アビゲイルは性の快楽に目覚め、再び関係をジョンに迫るが、自分の家族を大切に思う彼にとって、二人の関係は一夜限りのものにすぎなかった。やがて、アビゲイルは愛する男を取り戻すために、邪魔者エリザベスを陥れようと町中を巻き込んで、ある恐ろしい行動に出るのだった・・・。
というわけで早速感想ですが…
この映画はもう、怒りと感動が物凄く来る映画でした
最終的には感動してしまったんだけどそれだけでなく怒りがずっと残ってる感じがします。その怒りというのが何で出てくるかといえば、理不尽の一言に尽きる
罪のない人が罪をきせられて処罰される。ただこれだけでも理不尽なのに、その裏にはすごく個人的な自己保守心とか怨恨とかがあるんですね。
Gyaoの説明にも「群集心理の怖さを描く」と書かれていたけど、本当にそうだなあと思いました。あの人は悪魔と契約をしていると誰かが言えばそれだけで信じてしまう、その上その人を悪魔だと信じて処刑してしまう。それが一人二人だけならまだしも村全体がそんな状況になってしまって、判決を下す法廷もそれを信じてしまっているのだから本当に恐ろしい話です 別の言い方をすれば軽薄だなあとすら思えるけど…
この映画の時代背景とか、場所的にキリスト教であるとか、そういうのが密接に絡んでああいう展開になるんだろうなあとは思うんだけど、とにかく見ている間は怒り沸騰でした!特にウィノナ・ライダーの演じていた女性!もう途中は腹が立って腹がたって、最後にこの女が処刑されなかったらはらわた煮えくり返るよ!!と思ってましたね!(笑)
事を起こして罪のない人を19人も死に追いやった当事者は、最終的に逃亡してしまいました…。(ウィノナの演じてた女性)本当は何の能力もないし単に好きな男が妻帯者だったからどうにかしてモノにしようとしてただけなのに…おかしな話です。
この話のラストで、ウィノナの演じていた女性が好きだった相手、その男性が処刑されてしまいます。彼は罪のない人だし、村人にも影響力のある人間なんですね。
そんな彼が無実で絞首刑される様子を、村人達は辛そうな目で見ているのです。
その時も理不尽だなあと思いました。だって、そんな悲しそうな顔をしているけど、彼を無実の罪に追いやった責任は村人達にくまなく存在しているんだもの!無実だと分かっているのに悲しそうな顔をして見ているだけだなんて本当に卑怯な話ですね。それこそ傲慢
それほど怒り爆発な映画なのですが、とても感動しましたそして涙が出た
主に彼と妻のシーンで感動しました。
キリスト教という背景がなかったとしても…正しい事を言ってそれが認められない社会なんて間違ってますよね。そういう点では現代も同じようなところが沢山あるなあと思います。誰かが右だと言えば疑いもせずに右だと口を揃えるような…いつの時代も変わらないんですね
う~ん、悔しかった
でも感動したなあ