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アレとかコレとかソレとかもろもろ語っちゃってます!
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揚げか…と思いつつ買って食すとこれがまた美味ではないか!
意外と和菓子好きなので饅頭も良く食べますが、これはその中でも美味でした
人によってはおいおい油っぽくて嫌だぜよ!と思う人もいるかもしれないけど個人的にはGOOD!これも味が2つくらいあったかと。
揚げで思い出したが…駄菓子のスナック菓子で「ポテトうんたら〜」(名称忘れた)って奴があったと思います。3〜4枚入ってるやつです。丸い形をした奴で…。
あれはスナック菓子なんだとずっと思ってきたけど、ある日ふと成分表みたいなのを見たところ、奴はスナック菓子というカテゴリーではなかったらしいです。
スナック菓子ではなく油菓子
油菓子…油の菓子…
何か微妙な気分…何故だ…
FC2トラバテーマ。
占いによって若干違いがあるものの、ここだけは決まって指摘されているなあという部分がある。結構詳細に情報を入れる占いだと、適職に「宗教家」と書かれるのが多い
そういえば前世占いでもそんな結果が出てたような…
そういえば、血液型×星座占いという本を買って読んだことがあるんだが、それによると私の「射手座のA型」っていうのは二重人格なんだそうな。そうそう、陰陽師占いでもそう書かれていたのだ!二重人格だと!
どうやら自分は二重人格らしい。(笑)
射手座というのは矢を射るように自分の道を突っ走るそうなのですが、日本人に多いというA型は優柔不断。その正反対なところが混在しているから二重人格ということなんですな。だけど双子座のAB型の人はどうなってしまうんだろう??
↑私が読んだ陰陽師占いの本!
私は恐ろしいほど当たってた!
「あなたが目指すもの」みたいなところがあって、そこに「人格者」と書かれていた時相当ショックだった…。
それほど難しいものは無いぜよ…。
公開していた頃、物凄く見たい!と思っていた映画の一つ。
で、友人がそれを買って貸してくれたんだけど…それがもう数年前の話で、実はそれをそのまま借りっぱなしという!
すまぬ友よ!もうすぐ返す!アンドリュー見たら返す!!
そんな訳で最近になってようやく見たんだけど、これがまたとても感動
良い映画に違いないと思っていたけど、本当に良い映画だった
刑務所で刑期を終えた主人公パーシーは北部の小さな町で新しいスタートを切ろうとします。そして、町にある寂れたレストランで住み込みで働き始めます。
その町はとても小さくて寂れていて、他所の人間は訪れることのない町です。それなので、町の人々は、パーシーを好奇の目で見てきました。
しかし徐々にパーシーを理解してくれる人が現れ、また、パーシーの行動によって今まで水面下で燻っていた問題が表面化していくようになっていきます。問題が表面化してくると、中にはそれを全てパーシーのせいにする人も現れてきました。
しかし、パーシーの最終的な行動が、全てを問題を解決していったのです。
町に住む人々は、それなりに問題を色々と抱えてます。家庭の問題だとか親子の問題だとか…町全体としても排他的な雰囲気だとかを抱えています。この映画の最後でパーシーは死んでしまうのだけど、それが引き金となったかのように町は明るくなっていったようでした。
この映画は感動です!
パーシーという一人の人間の行動によって、色々なものが結果的に良い方向へと進んでいくわけですね。ペイフォワードみたいです。といってもあの映画とは基本的に感覚が違いますが、周囲に良い影響を残して自分は死んでしまうという辺りが何だか似ているなあと…そして自分自身を内省して生まれ変わろうとしたという部分でもちょっと似ていると思います。
こういう映画は、主人公が自分を犠牲にしたから感動する、というわけではないんですな。(個人的に)
主人公はあくまで自分の為に行動している。
どんなに回りに非難されても、自分自身の意思を持っている。
そうして死ぬ時もそれは変わらない。
ある意味では、死の瞬間も自分自身にとっては満足な行動をしたんじゃないかなあと思うんです。
返って、残された人々の方が悲しい存在に思える。死によって初めて内省するのだからそれほど悲しいこともないだろうなあ。
そして、この映画では自然が多く出てきた所が良かったです!
ああいう広々とした景色は良いなあと思う。
少なくとも自分の近所では感じられないものだし、日本の中でももっと自然の多い場所に行けば見られるのかなあという感じもするけど、やはりあの自然の広さは素晴らしい!
この映画はオススメできる映画の一つだと思います。
密やかに涙が出ますね!
都会といわれる場所に住んでいて情報社会についていくのに疲れた時は本当に良いです。
久々の戦争関連映画、そしてナチス関連!
エリート養成機関「NAPOLA」なのだそうですが、このNAPOLAも略のようですね。
レビューがあるかなあとネットで調べてみたら、さすがにドイツ語や英語のサイトが多くて、検索トップはほぼ外国語でした!
映画を見ていたら、これは総統直下の士官学校ということでした。政治がどうのという言葉がちらっと出てきていたので、実際は政治にも関係していたのかなあなどと思いますが…。
ナチスにはヒトラーユーゲントとかSSとか色々関連する固有名詞を見かけますけれど、このNAPOLAというのは初めて聞きました。色々あったんだ!
この映画はドイツ映画ですね。
今回キャスティングからして嬉しかったのが、本当にドイツの方が演じてらっしゃった事です!全員そうかは分からないけど、ナチスを描いた映画って結構あるけどアメリカ映画だったりイギリス映画だったりすることがありますよね。日本まで来ていないだけかもしれないけれど、ドイツ映画でこのように見ることは少ない気がします。個人的にドイツが好きなのでちょっと嬉しかった
そしてストーリー。
もっと戦争シーンが入ってくるのかなあと思いきやそれほどではありませんでした。
あくまでNAPOLAという機関を描いているという感じで、その機関の中で少年(?)達がどう選択していくか…というような雰囲気。
訓練のシーンが多いんだけど、その辺りは痛いシーンもさすがに多かったです。戦争映画(特に友情を描くもの)には顕著ですけれど、まざまざとした人間関係があって、そこがやはりグッときました。
戦争映画では良く涙が出てしまうんだけど、今回はそうでもなかった。
自分の中でナチ映画といえば「Swing Kids」がどうしても抜けないです!でもドイツ映画じゃないんだな、あれは…ううむ。
主人公フリードリヒはボクシングの才能を認められてNAPOLAに推薦で入ることになったのだけれど、大元は質素な家庭の息子。NAPOLAはボクシングをやるには環境も整っているし学費はいらないし、卒業すればエリートになれるというメリットがあり、フリードリヒはそれに惹かれ、親の反対を押し切って家を飛び出します。
当初フリードリヒは上級生を敵に回したりという事がありましたが、そのうちに段々とナチスの掲げる思考に傾き始めました。
しかし、そこで展開する周囲の人間関係とか、教官や上級生の本質とか、友人の家庭環境などを見ていき、更には過酷な訓練で友人が死んだこと(しかもその死は省みられなかった)を契機に、その思考に反旗を翻すような行動を起こします。
そうしてフリードリヒは、NAPOLAから強制的に出て行かされることになったのです。
…雪の降る中でNAPOLAの建物を見つめ去っていくところで映画は終わるのですが、その後、本当のNAPOLAがどのような経緯を辿ったかについてが文字表示されていました。
戦争映画を見ると、恋愛機軸でない限りはいつも、あまりにも残酷だと感じます。
そのようなありきたりな言葉で表現するのも心苦しいけど、戦争を正当化すればどんなに酷い仕打ちも国家の為と言う…本当に大義名分だなあ。そして、このような機関においては本当にマインドコントロールだと思う。権力の傘の下で反り返る人間すら正当化されてしまうし、それでもそれが国家のためだとしてしまえば人権などありえない。
本当に恐ろしい世界ですな。
そういえば、もしかしてあれもドイツ映画だったかもしれないですが「エス」という映画がありましたよね!
「エス」は、監視役と囚人役に別れて実験をしていくうちに、まるで本当にそのものであるかのようになっていく…というとても恐ろしい事実を元にした映画だったと思うのですが、正にあの状態ですね。
しかしNAPOLAでは、最終的に主人公が正しい(という言葉でよいのだろうか?)選択をしたところが良かったです。その権力から去っていったところで、ストーリーとして救いがある感じがしました。
某コンビニで売っていたチーズケーキ。
クールでスマートなスティック型!
スティック型のチーズケーキというと、SHOPとかで良く売ってたりするけど、コンビニ売りなのに侮れない美味さ!
仕事の休憩の時に良く食べていました。
因みに味がいくつかあって、チーズケーキとベイクドチーズケーキがあるのだ。そして、他にも味がある優れものだったりする。確かアップル系の…いや、スイートポテト系だったかな?とりあえずそんな感じの味もありました。
これはコンビニ生洋菓子としてかなりGOODです
全ての味を制覇したいと夢見る日々
コーラスを見ました!
なんだかんだ言って感動しました
一人の先生が生徒の心を掴んで彼らの人生に影響を及ぼしていく(良い意味で)…というタイプの映画は結構多いような気がします。
またしても語るけど(笑)私の好きな映画の一つに「今を生きる」があるんだけど、この映画もやっぱりそんな感じでした。
今を生きるの場合は、「青春」「人生の辛さ」みたいなものを感じたんだけど、今回のコーラスでは「希望」「懐かしさ」というものを感じました。コーラスの冒頭では大人になった生徒が出てきているので、要するに回顧録みたいな感じで映画が進んでいるんですな!そこの違いかなあという気がしますが、とにもかくにも心の痛みを感じる箇所は少なかったです。どちらかというと、本当に希望という感じ…ハッピーエンドかなあという感じ
ストーリーとしては…
音楽に挫折した教師が更正施設の学校に舎守として赴任してきたけれど、そこの子供たちは本当に手が付けられなくて校長を初めとする教師達もお仕置きなどの容赦がない。
その中で教師は、彼らに歌を歌わせて心を通わせていく…という話なのですが、最後の最後まで相容れなかった校長によって、彼はクビに!
この学校は規則が厳しくてちょっとでも何かしでかすとお仕置きが待ち受けているわけで(それも元はといえば手が付けられない生徒たちが原因だったのだけれど)教師が学校から去るその時も見送りなどはしなかったわけです。
が!
教室の窓から沢山の紙ヒコーキが飛んできて、それに「先生さようなら、元気で」とか書いてあるわけです!それを見て教師は、その瞬間が最高の時間だったと言っているわけなんです!このシーンはさすがに涙がこぼれた!!どどーんとした感動というよりじわ~っとくる感動。
更には、教師がいなくなった教室の中で、生徒たちが合唱をしているんです。校長はそれを止めようとするけれど、教室は中から鍵がかかっていてあけられないという状況。
本当に感動
この話で良いなあと思ったのは、どのシーンにおいても、完璧な甘さというのが感じられなかったこと。個人的な感覚だけど
例えば、教師と生徒たちが段々と打ち解けていったら、一人くらいは教師に傾倒する人が出てくるものだと思う。物語だとそういうのが多いと思うんですよね!
でもこの映画では、お互い共感し合えているのが分かるシーンはあっても、そこまでの傾倒みたいのが無い感じがしたんです。表面的じゃなくてあくまで内面的に感謝をしているというか。
引き止める事はせずとも、もう既に彼らの心の中に大切なものは残ったから別れすらすがすがしいというか…何だかそんな感じがしました
そしてまた歌が素晴らしい!
コンビニで普通に売っていたイケてるクッキー!小さいけどグーです!
でも今ではもう売っていないのだ…たまに見かけるけどほとんど見なくなってしまって
最初に見つけてから約一ヶ月は二日に一回ペースでこのお菓子を摂取してました。その甲斐あって体重もすくすくと育ちました
味は4種くらいあったかな??
はっきり思えていないけど、<アップルシナモン>と<ココナッツ>と<ブルーベリーヨーグルト>みたいなのがあったと思います。あと二種類が思い出せない…。
好きだったのはアップルシナモン!
りんごとか普段あまり好きじゃなくて、実はクッキー自体もそれほど好きじゃないんだけど、これだけは本当に美味でした
食べた瞬間にアップルシナモンが広がるのです。う~む、また食べたいなあ!
製菓会社のサイトに行ってみたら、この商品は載ってませんでした。こんなに美味しいのに何で!?
最後にがっつし大人の箱買いが必須だったと後悔。しかし体重は既に後悔。(笑)
今となっては、私の中では「幻のクッキー」です!
現実に近い感じがする映画だった気がする。
元タイトル「All or Nothing」。
舞台に親近感がもてました
余分なことをすることはできないギリギリの生活の中、それぞれが抱える問題。
この映画では3つの家庭がクローズアップされているのだけど、それぞれの家庭にそれぞれの問題があって、それぞれが行き詰った状態にあるといった感じ。いわば社会問題が一つどころに凝縮されているような感じかなあと思います。
とまあこんな具合の3つの家庭の日常が描かれているのだけれど、小さな事件が起こり少しづつ状況が変化していくという…。だけれど必ずしも良い方向に行くというわけでもなく、中には燻って終わったような感じがする家庭もありました。
家族愛を描く作品のような気もするけど、個人的にはそういう家族愛よりも、個人個人の抱える乾いた心がグサッとくる作品だったなあと思います。
こういう現実は結構身近に存在しているような気がします。
だから何となく他人事とは思えない感じがして、何だか異様に入り込んでしまった!こういうふうに「気付き」があれば何かしら変化があるのだろうなあと思いつつも、現実にはなかなかそういかないのだよなあとも思いつつ…。
映画を見ているというよりも、何だか現実を振り返ってしまいました。でも客観的に第三者としてみているわけなので、多方面から考えられて良いなあとも思いました。
この映画も、やはり途中で涙が出た
しかしそれはやっぱり家族愛というよりも個人の心に対して。
確信犯的に感動できる作品って沢山あるけど、こういう作品こそ色んな人に見て欲しいなあ。
BAD EDUCATIONを見ました!
ペドロ・アルモドバル監督作品だそうです。
映画に詳しくないので難なのですが、WEBを回ってみたところ天才監督さんであるらしい何でも、監督さんの半自伝的作品なのだそうですが、この映画には同性愛が絡んでいて、どのあたりまで半自伝的なんだろうらとちょっと気になりました。
スペインの映画です。
物語としては…過去に神学校(?)で一緒だったエンリケとイグナシオが16年ぶりに再会。
俳優になったイグナオシが、映画監督として活躍しているエンリケの元に台本を持ってやってくるという再会で、イグナオシはその台本を映画化して欲しいというわけです。そして役が欲しい、と。
エンリケは、以前とどこか違うイグナシオに不審を抱きながらもその台本の映画化を決意。そして映画を撮ることになったのだけど、その間に神学校時代から続くイグナシオの秘密が明らかになっていくのです。
その台本で描かれていたのは彼ら二人の過去でした。二人は神学校時代にお互い惹かれあっていたのだけれど、ある理不尽な理由からエンリケが退学処分を受けてしまうのです。校長のお気に入りだったイグナオシは、何でもするからエンリケを助けて欲しいと願い出、そこでイグナオシは身を売ることになったのだけれど校長は約束を守らず、結局二人は離れ離れに…。そしてイグナオシは、この校長の裏切りに対して復讐を誓うわけです。
中間いろいろと事情が挟まるのですが、結果から言うとイグナオシは既に死んでいました。神学校を出てからの彼はいわゆるオカマで、ドラッグ中毒者でもありました。それでもエンリケを好きだった彼は、ドラッグをやめるために更正施設に入ろうとしていたその折に殺されてしまったのですな
では、エンリケの前に現れたイグナシオは何者なのかというと、これは彼の弟のフアンでありました。生前のイグナオシはかつての神父を脅迫し金を得ていたのですが、フアンはこの神父と関係を持つようになり最後には神父と共謀して兄を殺したのです。神父から脅し取った金で麻薬を手にしていたイグナシオに、純度の高い麻薬を飲ませ殺害…というわけです。
彼は兄の台本を手にし、兄の名前を語って登場し、映画化された作品の中ではイグナシオを演じます。それは彼が熱望した役柄でもありました。
…と、非常に荒い筋はこんなふうだったと思いますが、見た後は何とも言えない感覚になりました。
悲しいとか切ないという感情が来る前に、どういう事なんだろう?というのが先立ってしまった。(笑)
エンリケとイグナシオはゲイであることが確定していて、お互いがお互いをずっと好きであった事がはっきりと分かります!そして神父もゲイだと確定しているんですな。何と言っても、この神父の方からフアンに近づいたのだから!
ただ、私にはフアンという人物がちょっと分からなかった。
彼はゲイではなくて神父と関係を持ったのも単に利用するためだったのですが、兄イグナシオに対する感情が掴みにくいというか…。
兄を殺したという事実がエンリケにバレた後、彼はこう言いました。
「あの田舎町であんな兄を持つ気持ちが分かるか!」
男なのに外見は女になってしまった上麻薬中毒の兄…麻薬の為に祖母の年金にまで手を出すような兄に、フアンは怒っていたのですな。
しかし彼は台本の映画化に関して、どうしてもイグナシオの役をやりたいと熱望していたのです。それはもう執拗なくらいで、これを得るためにエンリケと寝たくらいですから余程執着があったんですな!
映画のラストでイグナシオが殺されるシーンがあるのだけど、そのシーンを終えた後フアンは泣いていました。兄を殺してしまったという良心の呵責からか、死そのものの悲しみからか…このシーンは純粋な愛情を思わせる部分のように思える。
もしかして彼がイグナシオの役を執拗に願ったのは、兄が最終的に出来なかった神父への復讐(=世間体の破壊)を完成させるためだったのかなあなんて思ったりしました。そして、エンリケに想いを告げずに逝ってしまった兄に代わってその想いを形にして残そうとしたのかと…。実はその台本はそもそも、エンリケに渡される予定のものだったんだよな。
…と、純粋に考えるとそう思うんだが、何といっても↑の「あの田舎町で~」という台詞がネックで仕方ない!
全く逆方向で考えてみると、こんな事も考えられるのです!
そもそもフアンは劇団員で、その劇団を辞めて大成したいという気持ちがありました。そこに、兄が残した台本があり、上手い具合に神父が自分に惚れたものだから資金源には困りません。兄の他界した今、台本は今や自分だけの所有物も同然です。
兄を好きでいるエンリケは映画監督であり、上手く映画化してもらえれば一躍有名になることも可能…もし演じる役がイグナシオ役であればそれは主役ということになる。つまり主演!
で、この台本だが、神学校時代が元にはなっているのだけど大人になってからの筋書きはオリジナルになっているんですな。そのオリジナル部分では、映画監督エンリケはとても貧乏で、それを見越したイグナシオが援助をするという事になっています。その援助の方法としてかつて自分に性的暴行をした神父を脅すという方法を取っている。
ここまで考えていくと、イグナシオの死に関してフアンはまるで関係ないことになっていることに気付きます。
実際にイグナシオに麻薬を手渡したのは神父なのでフアンは手を下していないという形になります。そして、神父が登場した理由付けとしても、イグナオシが脅迫したからという形になります。何故脅迫したかという部分に関してはエンリケの援助と…これは台本内での設定ですが、現実でも台本中でも、とにかくフアンがやった事に関しては上手く隠れ蓑が存在しているのですな。
うがった見方をすれば、全て自分がのし上がるためではないか…という感じがしないでもないというか…何だかそんなことも考えました!
しかし実際はどうなんだろう…かなり気になります!
「映画が取り終わったら言おうと思ってたんだ」
自分は本当はイグナシオではないと告白しようと思っていた、とエンリケに告げるシーンがあるのですが、これを見る限りではやはり兄への愛情でしょうか…ううむ!?
イグナシオは死ぬ間際に、タイプライターでエンリケへの手紙を書いていました。
「親愛なるエンリケへ。これでやっと…」
ここで文章は終わっているんだけど、この「BUD EDUCATION」という映画はエンリケがこの手紙を読むところで終わっているんですね。
最後の最後に「これでやっと…」です…!
実に上手い!と思った!!
イグナシオが書いた時点ではこれはドラッグを止めることが主な意味合いだったと思うけど、結局最後は「想いを告げられた」とか「全ては終わった」とかそういう意味合いも含んでいるんだろうなあと勝手に解釈してます。
何となく、もう一度見たいかも