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アレとかコレとかソレとかもろもろ語っちゃってます!
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Gyaoで「アメリ」を見てきました
ほんわかする良い映画ですね!今回初めて見るものだとばかり思っていたら、どうやら過去に一度見たことがあったようですでも全部見たわけではないらしくて途中だけ「見たことある!」というくらいだったので普通に楽しめました
フランスの映画ですね。
タイトルは一時期すごく有名だった気がします。
STORY
サン・マルタン運河で水切りすること、クレーム・ブリュレのカリカリをスプーンで突つくこと……それは、ほかの人にとっては取るに足らないこと。でも自分にとっては心を満たしてくれること。アメリはそんな〈ささやかな幸せ〉を知っている空想好きのちょっと変わった女の子。ふとしたきっかけで、周りの人をいまよりちょっと幸せにするために、小さな悪戯に夢中になる。でも自分の恋には不器用で……。
小さな幸せがいっぱい詰まった映画ですね
なんというかとっても特徴的な映画だと思います。どこがどうというと少し難しいけどとにかく個性的音楽もそれを手助けしているみたいに可愛らしい感じがしました
周りの皆を幸せにしようとしてアメリはいろんないたずらを働いていくんだけど、自分の恋だけは上手く行かない…どうも作戦ばかり立ててしまって最後の一歩が踏み出せないんですね。同じ建物に住むおじいさん(?)から、いつもアメリがやっているような悪戯と同じ手法でメッセージが届き、アメリは最後の一歩を踏み出すわけだけど、そのシーンはちょっとホロッときてしまいました
たった小さな悪戯であっても、そんな大きな人間関係でなくても、ほんのささいなことがのちのち自分を助けてくれたわけですね
爽やかな気持ちとほんわりした気持ちが残る、良い映画でした
因みに、主役の女優さんがとっっっても美人
個人的にすごく好みだったので見ていて幸せでした
現在「Gyao」でやっています!
「クルーシブル」という映画で、17世紀末に実際に起こった魔女狩りを描いた作品。ウィノナ・ライダーが主演のようですが、これまた小悪魔っぷりがすごいです
ストーリー
住み込みのメイドとして働く少女・アビゲイルは、主人ジョンとの情事に身を任せる。その関係を知ったジョンの妻・エリザベスは、二人を引き離すべくアビゲイルを解雇。だが、アビゲイルは性の快楽に目覚め、再び関係をジョンに迫るが、自分の家族を大切に思う彼にとって、二人の関係は一夜限りのものにすぎなかった。やがて、アビゲイルは愛する男を取り戻すために、邪魔者エリザベスを陥れようと町中を巻き込んで、ある恐ろしい行動に出るのだった・・・。
というわけで早速感想ですが…
この映画はもう、怒りと感動が物凄く来る映画でした
最終的には感動してしまったんだけどそれだけでなく怒りがずっと残ってる感じがします。その怒りというのが何で出てくるかといえば、理不尽の一言に尽きる
罪のない人が罪をきせられて処罰される。ただこれだけでも理不尽なのに、その裏にはすごく個人的な自己保守心とか怨恨とかがあるんですね。
Gyaoの説明にも「群集心理の怖さを描く」と書かれていたけど、本当にそうだなあと思いました。あの人は悪魔と契約をしていると誰かが言えばそれだけで信じてしまう、その上その人を悪魔だと信じて処刑してしまう。それが一人二人だけならまだしも村全体がそんな状況になってしまって、判決を下す法廷もそれを信じてしまっているのだから本当に恐ろしい話です 別の言い方をすれば軽薄だなあとすら思えるけど…
この映画の時代背景とか、場所的にキリスト教であるとか、そういうのが密接に絡んでああいう展開になるんだろうなあとは思うんだけど、とにかく見ている間は怒り沸騰でした!特にウィノナ・ライダーの演じていた女性!もう途中は腹が立って腹がたって、最後にこの女が処刑されなかったらはらわた煮えくり返るよ!!と思ってましたね!(笑)
事を起こして罪のない人を19人も死に追いやった当事者は、最終的に逃亡してしまいました…。(ウィノナの演じてた女性)本当は何の能力もないし単に好きな男が妻帯者だったからどうにかしてモノにしようとしてただけなのに…おかしな話です。
この話のラストで、ウィノナの演じていた女性が好きだった相手、その男性が処刑されてしまいます。彼は罪のない人だし、村人にも影響力のある人間なんですね。
そんな彼が無実で絞首刑される様子を、村人達は辛そうな目で見ているのです。
その時も理不尽だなあと思いました。だって、そんな悲しそうな顔をしているけど、彼を無実の罪に追いやった責任は村人達にくまなく存在しているんだもの!無実だと分かっているのに悲しそうな顔をして見ているだけだなんて本当に卑怯な話ですね。それこそ傲慢
それほど怒り爆発な映画なのですが、とても感動しましたそして涙が出た
主に彼と妻のシーンで感動しました。
キリスト教という背景がなかったとしても…正しい事を言ってそれが認められない社会なんて間違ってますよね。そういう点では現代も同じようなところが沢山あるなあと思います。誰かが右だと言えば疑いもせずに右だと口を揃えるような…いつの時代も変わらないんですね
う~ん、悔しかった
でも感動したなあ
久々に映画感想です
ちょっと前に「Gyao」でやっていたのを見ただけなのですが「ウォーターズ」です。小栗旬主演でちょっぴりホストな話ですね。
7人の訳ありな若者が集まって素人ながらホストとして人生の再起をかける!
失敗ばかりだけど、自分たちに良くしてくれるオーナーの孫娘のためにも頑張ろうと奮闘。
この映画は一応、青春映画というふうに書かれていましたね!小栗旬初の主演作だそうです。7人の男性が出てくるわけですが、一応これにもイケメン揃いということが書かれていました。個人的にはイケメンかどうか分からなかったですけど(笑)青春映画というところには納得したかなあと思います
ただ、gyaoのレビューではあまり評価良くなかったですね
主にストーリー面ですけど、細かなところを言えば「ん?」というところがちょっとあったりしたかも…そして結末が「え」と思うような内容でしたね。多分あのタイプの結末は本当に賛否両論だろうなあと思います。どんな結末かというと…と、これ以上はオフレコか(笑) とりあえず、頑張ってきた彼らに対してある面では救いがないという感じなんですねだけど考えようによってはそれでも良かったのかなというような…ちょっと複雑です。
良かったなあと思うのは、彼ら7人がそれぞれ人生に失敗している部分です。失敗というか、とにかく日常の事態が悪化して、行き場がなくなったというか、まあそんな感じの人生を歩いたわけですね。そんな彼らが7人集まって、それぞれぶつかり合うんだけど、最後には一致団結して何かをやり遂げるという…。
仲間というのがテーマの1つにあるのかな?
青春映画、友情とか人情がいっぱい入ってますねストーリー的に纏まってない部分もあったんだけど、そういう観点から見たら結構良いと思います
ところで、彼ら7人が集まった理由は、騙されたからなんですよね。騙されて1つどころに集まった。そこだけ考えると最悪だし終わり的にも成功して終わるわけでもない。
彼らには最後まで何も残ってなかったけど(お金とか)「人との繋がり」だけは残ったんだろうなと思います
映画とか小説とか漫画とか何でもそうだけど、勧善懲悪とか、救いは必ずあるとか、それがもう普通になりつつありますね。でも実際そうかっていうとそうでもない。実際の世の中、失敗したらそのあとは必ず成功するとか、善が必ず勝つとか、そんなことなかなか無いですよね
そうであれば良いなと思うしそうなって欲しいけど、そこまで上手くいくとも限らないわけで…まあそう考えると、ある意味リアルなのかな?
個人的にすごく良いなと思う部分があったけれど、それを書き出すとまた長くなるので(笑)この辺で…
久々に映画です
今回はオリバーツイストです。前々から気になっていた映画だったのですが、ちょっと重めかなあと思って後回しにしていたのをやっと見ました 見てみると思ったほど重くはなかったですね!ただ話の大方がスリ集団の部分だったし、主人公のオリバーの生活の経緯を見ていると軽いというわけではないですよね。
この映画では、久々に役者に目がいきました
といっても少年なんですがこの主人公の少年オリバーにしろ、窃盗団の中でも一番のドジャーにしろ、とにかく可愛い将来こんな顔になるんじゃないかとドキドキしながら見ました。久々に視覚的満足(笑)個人的にはドジャーの方が好きです。演技の仕方もこなれた感じがして「なかなかやるなあ!」なんて思いながら見ていました。
ストーリー的には、冒頭から中盤まで、とにかく悔しい気持ちでいっぱいになりました。本人は悪くないのに、周囲のチカラでどんどんと悪い方向にいってしまうという…しかも周囲は自分を信じてくれない。これは本当に悲しいことですよね 誰か信じて!分かってあげて!という気分でハラハラしてしまいました。
結果的には上流階級っぽいオジサマに引き取られて十分すぎる暮らしができるようになるんだけれど、それまでの経緯がなんともいえない…。一番悔しい気分になったのは、世話になったオジサマの家に窃盗団の連中と一緒に忍び込まなくてはならなくなったところと、オジサマが信用してお金を持たせてくれたのに窃盗団の連中に見つかって結果的に裏切る形になってしまったところです。もしこれでオジサマが落胆していたとしたら、本当に悔しかったと思うでもそれを信じてくれたから、本当に良かったなあと思いました
一応「感動作」ということになっているみたいなんだけど、今回はそれほど感動はしなかったかな?
どちらかというとはらはらしていたので、じーんとくるというのが無かったです。ただ、最後の最後に窃盗団のボス(これは実はちょっと良い人だったりするんだなあ)が絞首刑になることをほのめかしているシーンだけは、何だか心にチクッとくるものがありました。
それにしても…
貧富の差って本当に嫌ですね!
格差という言葉で、最近では日本でもこの「差」というものが問題視されているけれど、何世紀か前までは本当にひどかったんだなあと思いました。これは恐らく現代でも同じことなんだろうけど、一方で「おかゆ一杯だけしか食べれない」ということがありながらも、一方では「とっても豪華な食事にアルコール」ということをしている。
そうそう!
以前「見たい映画」で書いたマリーアントワネットもそうですね!有名な言葉なのだか分からないけれど、
「パンがないならケーキを食べれば良い」
とか…確かそんな言葉があったんですよね?
それを少しでも分けることができれば満たされる人がいるというのに、そういう考えは全く無いんですね本当に悲しい世の中だなあ
そういえば政府広告機構のCMを良く見かけますけど、あれでも貧富の差じゃないけど、そんな雰囲気が醸し出されていますよね。無関心が引き起こす悲劇みたいな…。
脱線したけど、オリバーツイストは久々にイギリス的な雰囲気が感じられて良かったです
Gyaoで見てきた映画です。
レスリー・ニールセン主演のコメディ映画。
人気アニメーションのキャラクターとして古くから愛されている、心優しく善良な大富豪"Mr.マグー"。そんな"Mr.マグー"の世界を、スリルとアクション満載で実写映画化。
…という事で、ディズニーが制作(?)している映画です
何か映画が見たい…でも手元にない!!
と思って颯爽とGyaoに飛んで見たのがこれなんだが、なかなか緩く笑えてよかったです。説明には爆笑とあるんだが、ワシ的にはクスッという感じ。爆笑まではいかなかったけどまあまあ面白いかなあと
犬が出てくるんですが、この犬がまた良い味を出してるんですよ!
この映画の主人公のマグー氏はド近眼なので、良く勘違いをするですな。で、動物を女性と間違えたり、博物館(?)のミイラを負傷者と間違えたりして、周りをまきこんでとんでもない展開になっていくという…まさにドタバタ!
「ポリスアカデミー」という映画がありましたよね。
あの映画の中で、一人ドジな役の男の人がいたと思うんだが…な、名前が思い出せない!とにかくその人みたいな感じだった。自分は気付いてないけど、周囲がとんでもないことになっているっていう(笑)
ある日、大富豪マグーが寄付した美術館で、高価なルビーが何者かに盗まれてしまう。事態を重く見た政府は、この事件の捜査に、FBIとCIAからとある"迷"エージェントたちを送り込む。だが、任務を受けた"迷"エージェントたちは、たまたまその場に居合わせたマグーに容疑をかけてしまう。彼らは心優しく善良なマグーを引き連れ、捜査を開始。こうして盗まれたルビーを巡って、真犯人、マグー、捜査官たちの大騒動が始まったのだが…。
ストーリーはこんなところです!拾ってきてしまった
まだGyaoでやってるんで、時間があるときには是非
元旦深夜にTVでやっていた映画です!
たまたまTVがついていたので何となく見ていたら、抜け出せなくなって最後まで見てしまった
タイトルそのままですが、これは歴史上人物「アレキサンダー大王」の生涯を描いた物語。ギリシャというなかなかない舞台だったので妙に新鮮だった
文学系映画はすごく好きというわけではないのだが、こうして見てしまうとハマるものなんだな邦画だけど「福沢諭吉」もハマったしなあ!(笑)
アレキサンダー大王については歴史の勉強で習ったことだと思うんだが、ワシは世界史がうんと苦手だったのでこれを見て勉強したようなものだなと思う。でも「こうこうこういう事をして、こういう人だったんだよ」と説明を受けるよりかはやっぱりヴィジュアルで見たほうが理解しやすいですな紀元前というテロップが出て「こんな前なのか~!」と驚くも、映像は本当に見やすいから、昔の話という感じがしなかった!
むしろ人間性とかのほうに目が向いてしまう映画だったなあと思う。
ただ、さすがにその時代の話だけあって神話の話とか○○の神とか、普段聞きなれないものが羅列されているから、そこだけは難しいなあと感じました!ソクラテスとかゼウスとか、さすがになかなかピンとこないですな。哲学の領域のような気分になりました。(笑)
だけど本当に人間性がにじみ出ていて、見ていて面白いなあと思いました!
今まで特にアレキサンダーが好きということはなかったけど(何せ世界史苦手だったしなあ)かなり共感を持てました彼は…というかこの映画で描かれている彼は、本当に夢追人なんですな。後半は独裁的というか不独善的というか…周囲の反感を買うようになってしまったけど、基本的な生き様はとても好意が持てました!
東への遠征はほとんど彼の理想の追求みたいな感じで、それに下の人がついていって…という感じだったんだけど、やっぱり何ヶ月も故郷に帰れないことで意見が対立したりするんですな。
部下(?)は、死ぬ前に故郷に帰って妻や子供に会いたい、と言う。
だけどアレキサンダーはそれを、堕落してしまったからそう考えるんだ、と反論する。
彼の理想は、兵士は常に恐怖を恐れず先に進んで、栄光の為に生きる…というような感じだったんですな。だけど周囲はどちらかというと家庭的というか現実的というか…映画の最後で、「彼は夢想家だった」という感じの台詞が出てきていたけど、正にそうだったんでしょうね!
でも、個人的にそういうのは嫌いじゃないですな。むしろ好き!
現代に置き換えると手に取るように分かるけど、いってみれば、まっとうな道を無難に進んでそこそこ幸せにやっていくか、成功すれば幸福失敗すれば地獄の一か八かの人生をやっていくか、その違いですよね。良くTVでサクセスストーリーとかやっているけど、そういう人こそ後者なんじゃないかなあと思います。
でも実際そのどちらが良いかというのは微妙な問題ですな。
悪く言えばアレキサンダーは、理想を人に押し付けたともいえるわけだし…このあたりは難しい!
この映画では、良いなあと思った台詞があったのだ!
それは、アレキサンダー亡き後に元仲間だった人が語っていたことなんだが…。
「彼の夢は失敗に終わった。でも、他の人の小さな成功よりも彼の大きな失敗の方が偉大だ」
「短い一生でも壮大な夢を追った人間の方が、人々の記憶に残される」
うろ覚えなんだが、この言葉にはちょっと感動した確かにその通りだと思う!確かに壮絶なものの方が人の記憶には残るよなあ。
そしてもういっちょ!
こっちはアレキサンダーが言った台詞!
「死ぬとき、『生きている間に何を成し遂げたか』が大切」
これは比較的良く聞く言葉だが、もしかして発端はこの人なんだろうか?この考えはものすごく好きだから、この台詞が来たときには「これだよこれ!!!」と心の中で踊りました!(笑)
夢を追いすぎると周囲がついてこなくなるのは何時の世も同じことですななんといっても人間十人十色だし、そもそも夢追人の人口こそ少ない。そうすると夢を追えば追うほど孤独というのは最早定石ですな。アレキサンダーの夢は、親友の死によって崩れてしまったようです。親友というか、好きな人といったほうが正しいのかも?相手は男だけど、子供の頃から好きだった人で、生涯アレキサンダーと行動を共にし信じあった仲なんですな。ギリシャ時代だからそれも普通といえば普通かなあと思うけど、アレキサンダーは子孫を残すために妻を娶ったんですな。でも彼のことは好きだったようです。何せ彼が死んでおかしくなったくらいですから!
孤独だけど、絶対に一人はこうして信じあえる人がいるというところが良いなあと思う。
そこが彼の、夢追人だけど人である所以にも思えました!
正月早々良いものを見たなあ
さすが文学系だけあって教訓入りですな!そういうところがむしろ良かった
yahoo!のオンライン試写会で、「幸福な食卓」を見てきました
来年1月に公開の模様。邦画です。
というわけで感動覚めやらぬ内に感想でも書こうかなと思うのだが、なんせ公開前なのでなにを書いてもネタバレになりそうで怖いですな
というわけで、以下ネタバレかもしれないですという注意書きを書きつつ感想にいこうかと思います!
邦画で、しかも本当に日常的な話ですな。
本当に普通の家庭で…といっても出来の良さからいってちょっと上流っぽさを感じてしまう庶民なワシなのですが(笑)一応舞台は普通の家庭で、普通の町です。で、主人公は中学生で受験生でもある少女。
彼女の家庭は、
・父親を辞めると宣言し教師を辞めた父親
・家を出ていった母親
・成績優秀にも関わらず大学に行かずに農業を始めた兄
という、どこか一筋縄ではいっていない家庭です。唯一主人公だけが本当に平凡に暮らしているという感じ。その家庭崩壊ともいえる状況の中、主人公は転校生である男の子と恋におちていくのだが、その彼というのがこれまた爽やかなんですな!いわゆるプラス思考な人です。爽やかでヤル気があって。
そんな彼によって家庭崩壊という側面から飛び出して学校生活を笑顔で送っていた主人公だけど、クリスマスの朝、その彼が死んでしまうんですな
ここは思わず泣きました!
彼は、主人公にクリスマスのプレゼントを贈るために新聞配達というバイトをしていたんだけど、その時に事故にあってしまったわけです。だけど彼の家庭はお金持ちでして、それでも彼がそのバイトをしたのは、主人公が「頑張ってバイトで溜めた金で買ったプレゼントの方が喜ぶタイプだから」!
…いやもう本当に泣きました。やるせないですな、主人公も手編みのマフラーをプレゼントするはずだったのに(このローカルさがまたGOOD)突然お通夜のシーンになりましたから…もしや!?と思ったらドンピシャでしたね
そんな悲しみにくれる主人公の前で、家族は段々とそれぞれの道に戻り始めるんですな。父親は父親として戻り、母親は家に帰ってきて…。兄にもまたエピソードがあるんだが、それもテーマ的には結構大きいところを占めてる感じでした。
この映画では「近くにいすぎると見えない」というような言葉が何度か出てきました。
テーマ的には家族崩壊~家族が戻っていくまでを描く感じのようだけど、この他人にだから出来ることという部分が結構納得してしまったところです。
余談だが、昔何かの恋愛の歌で「認めてくれるのが家族だけなんて悲しいよ」というような歌詞がありまして、何て視野の狭い歌詞なんだろうなあと思った記憶があります。ま、恋愛の歌詞なんだからそんなモンかと思いつつ。誰が歌っていたのかも忘れてしまいましたが;
家族、友達、恋人。
自分を取り巻く人間の中で、自分を認めてくれる人々がこれですね。
俗的にいえば恋人だったら何でも許してくれる的なムードがありますけど(笑)それはそれとして、やはりそれぞれ許容範囲じゃないけど、出来ることが違うんだろうなあと思います。どこまでという区切りはないけど、映画でも出てきた言葉でいえば「役割」が違う、と…。
それが台詞にも出てきていて、兄の彼女が言っていたのがこれです。
「友達や恋人は何とかなるよ」
「家族って作るのは大変だけど、その代わり滅多に無くならないからさ」
だから家族にはもっと甘えれば良いよ、とと台詞は続いていました。
現代社会的ではその甘えの上限が飽和しすぎて色々問題が起こってますけど、映画なのでそれは除外するとして、この台詞は何だか心に残りましたね
この台詞が心に残るのって、自分にとって「ああ、そうだよな」って思う部分があるからなのかもしれないなと思いました。
やっぱり生きていると、傷つくこととか嫌なこととか全て捨てたくなるときってありますよね。その時に、ヤケになって何かをしてしまったり、何もかも捨ててしまったり、逆に誰かを物凄く傷つけてしまったりすると、もうどこにも返れなくなったりするときがあると思うんです。
誰かを裏切ったり誰かに裏ぎられたりして、今まで安全だったはずの場所がなくなってしまったり…まあ色々あると思います。時には間違ったことをしでかしてしまったりとか。
そういう時、自分のキズを一緒に背負ってくれるのが家族なんじゃないかなと思ったりします。例えば世間体とか考えたら、中途半端な友達の場合は離れていくと思うんですね。だけど家族はそれでもそれを許してくれたり、支えてくれたりする。状況は違うけど、ワシも過去にやっぱりそれに近い経験があって、その時は本当に家族に感謝しました。自分のせいで家族が傷つけられたりするのは嫌ですけど、それでも許してくれるんだから凄いです。本当に不思議な絆ですね、家族って…
家族愛を描く映画は多いし、感動するものが結構沢山あるなと思っています。
この映画は邦画なので入りやすいかもしれないです共感できるところがちょこちょこありますね!
特に現代なんかだとこの映画は響くものがあるかもしれません。
それに主人公の女の子が清楚な感じでよかったです!素朴ともいえるかもしれないですが、イメージとしては優等生に近い感じですな。でも、そういう彼女の家庭が、実はそんなふうに崩壊しているというギャップがなんともいえない感じがあります。
実は今日、巧妙が辻スペシャルを見た後にこれを見たのだ!(笑)
だから演技的にはさすがに「やはりこうなるか」という感じが拭えませんでしたけど、なかなか良い作品だったなと思います。
心温まるというのは、こういう感じでしょうな
「幸福な食卓」公式サイト
http://ko-fuku.jp/pc/